矢作川水源の森トラスト地12haは保安林指定を受けました。
およそ百年も前に「水を使う者は自ら水をつくれ」と矢作川の水源を守る活動をした岡田菊次郎翁の思いに共感し、矢作川の水源の一つである「矢作川水源の森」を守りたいという強い思いから矢作川水源の森トラストプロジェクトを平成22(2010)年11月に立ち上げ、令和4(2022)年9月14日に矢作川水源の森トラスト地12haを寄付頂いた1,200万円で購入いたしました。ご支援ご協力誠にありがとうございました。
そして、令和6年5月16日、このトラスト地(長野県下伊那郡根羽村3370-195)は、農林水産省告示第936号において、水源かん養保安林として指定を受けました。
今後、水源かん養保安林として維持管理してまいりますので、引き続きご支援ご協力をお願いいたします。
水源かん養保安林指定について
- 保安林に指定されると固定資産税・不動産取得税・特別土地保有税が非課税となる。
- 水源かん養保安林に指定されると、立木の伐採方法、伐採の限度及び植栽についての内容が定められる。(長野県保安林関係事務取扱要領による)
- 保安林が荒廃した場合、林分の過密化等により保安林機能が発揮されない場合、あるいはそれらの恐れがある場合で、保安林指定の目的を達成するために必要と認められた場合、治山事業が実施され事業費は国と県が負担する。